この章では、AppCotton を運用する中で発生しやすい問題と、解決のための手順を整理します。
問題が発生した場合は、「現象 → 原因 → 確認ポイント → 解決策」 の順で確認するのが最も効率的です。
1. ライセンスが認証されない
よくある現象
- 「ライセンスが無効です」と表示される
- プラグイン側で
is_premiumが false となる
主な原因
| 原因 | 説明 |
|---|---|
| ライセンスキーの入力ミス | コピーペースト時の空白や改行 |
| ドメイン未登録または上限到達 | activation_limit を超えている |
| ライセンスが「停止」ステータス | 手動解除・期限切れ |
| REST API へ到達不可 | サーバ間通信がブロックされている |
確認ポイント
- マイページ → ライセンス一覧でライセンスが「active」になっているか
- アクティベーション数が上限を超えていないか
- プラグイン側が正しい
product_slugを送信しているか
解決策
ドメイン解除を行い、再アクティベーション- サーバが外部通信を拒否している場合は
wp_remote_postが許可されている環境か確認 - 強引に直す場合は AppCotton 管理画面 → 「ライセンス詳細」→ 手動で
activation_limitを調整する
2. Stripe 決済は成功したのにライセンスが issued されない
原因
- Stripe Webhook が 到達していない
確認ポイント
Stripe Dashboard → Webhooks → Log
該当のイベント(checkout.session.completed)を選択
| 状態 | 意味 |
|---|---|
| 200 OK | 正常に反映済み |
| 400 / 404 | 検証エラーまたはエンドポイント相違 |
| Timeout | サーバ側が応答できなかった |
解決策
- Webhook URL が正しいか確認(ステージングと本番の取り違えに注意)
- AppCotton → 設定 → Webhook シークレットを再設定
- ファイアウォールや WAF で Stripe がブロックされていないか確認
3. アクティベーション数が異常に増える
原因
www.や HTTP/HTTPS の違いで 別ドメインと判定されている可能性
確認ポイント
AppCotton → ライセンス詳細 → アクティベーション履歴
解決策
- AppCotton → 設定 → 「ドメイン正規化」が有効になっているか確認
- マイページから不要なドメインを手動解除する
4. 無料プランが大量に発行されてしまう
原因
- メール認証なしで登録できる設定になっている
解決策
- AppCotton → 設定 → 「無料プランはメール確認必須」を有効化
- reCAPTCHA を有効化
- 同一メールにつき 1 件までに制限する
5. WordPress 更新後に AppCotton が動かなくなった
原因
- DB構造とプラグインバージョンが不一致
確認ポイント
AppCotton → 設定 → 「データベース修復」
解決策
- 「データベース修復」を実行する
- それでも解決しなければ、プラグインを一度無効化 → 再有効化
6. ライセンスキーが流出した可能性がある
対応手順
- ライセンス詳細 → ステータスを「revoked」に変更
- 必要に応じて新しいライセンスキーを発行
- アクティベーション履歴の IP / ドメインから濫用経路を確認
- 該当ユーザーへ通知メールを送信
7. サーバ間通信ができない(外部接続禁止の環境)
現象
- ライセンス検証が全て失敗する
解決策
| 方法 | 内容 |
|---|---|
| allowlist 設定 | 自サーバが AppCotton API に接続できるよう許可 |
| 内部ミラー構成 | AppCotton REST のエンドポイントをデプロイして社内ルーティングする |
| オフラインモード仕様 | 一定期間ローカルキャッシュ認証を許可する(要 SDK 対応) |
8. それでも解決しない場合
以下を控えて問い合わせると対応が早くなります:
- 発生した操作とタイミング
- ライセンスキーの前4文字
- 直近のアクティベーション履歴(スクリーンショット可)
- Stripe Webhook の状態
- サーバのログ(PHP error_log)
まとめ
| 事象 | 最初に確認するべき場所 |
|---|---|
| 認証に失敗する | ライセンス状態 / ドメイン上限 / product_slug |
| 決済は成功したが反映されない | Stripe Webhook 状態 |
| ドメインが増え続ける | ドメイン正規化設定 |
| 無料が乱発している | メール認証と reCAPTCHA |
| 不正っぽい動作 | 監査ログ(Activation Log) |
トラブルは「どこで止まっているか」を切り分けられると、すぐに解決できる。